ふびん女子は、隠れ最強男子の腕のなか。
プロローグ
約300字(読了まで約1分)
教室のいたるところから、好奇の視線がからみついてくる。
右を見ると、体と比べて小さく見える机にほおづえをついて、口のはしにピアスをつけた男子がじろじろと私を見ていた。
逃げるように視線を左に動かせば、机の上に足を投げ出して座った男子が、薄い眉毛をくいっと上げて、にやにやと私を見ている。
「今日からうちのクラスに入る転校生だ。自己紹介を」
「は……はい……っ」
教室のなかにいるのは、男子ばかり。
そして、どう見ても“ワル”の形容詞がついて回りそうな不良しかいなくて。
「
どうとらえようとしても、
ありがとうございます💕
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